最近ボルダリングジムも多くなり、ボルダリングを体験したことがある。定期的に通ってっかなり登れているようになっている方が増えていると思います。
そういう方達がロープを使用したクライミングに興味を持ち、リードクライミングを経験している場面を見るようにもなりました。
その際にちょっと気になる事がありましたのでこちらに書かせていただきます。
ボルダリングは登れなければ床にマットが引いてあり、よほど変な落ち方をしなければ怪我をすることはありません。
しかし、リードクライミングにおいては自分で支点のクイックドローに自分が結んだロープを掛けていきながら登ります。このロープが下でビレイ操作をしている人が確保を行うことで安全を担保するというシステムになっています。まずビレイ操作が正しく行われないと、クライマーが落ちた場合グランドフォール(地面に激突してしまいます。)して怪我をしてしまいます。
またクライマーがクイックドローにクリップしようとして落ちた場合も墜落距離が長くなり低い支点の場合、ビレイやーがギリギリの長さでロープを出していたとしても、グランドフォールをして怪我をしてしまいます。
リードクライミングにおける危険の2大要素は、ビレイ技術、クリップ技術(他にも細かく言うと、落ち方の技術や、ルート独自の危険性の認識等いろんなケースがあるので書ききれないのですが。)になると思います。
テーマであるボルダリングからリードクライミングを経験した場合、ビレイ技術に関してはロープクライミングから始めた人とスタートは変わりませんが、クライミング能力に限ってはボルダリングをそこそこ経験している人はそこそこ登れてしまいます。この登れてしまうというのが問題であり、リードで安全性の重要な要素のクリッピング技術が未熟という事が置き去りになってしまっているように思われます。ボルダリングで段を上れようがまずは簡単なルートで繰り返しクリッピングの練習をしてからグレードを上げていかないと危険です。
ボルダリングをある程度経験してからリードを始める方の中には、あるグレードが登れたらすぐ次の上のグレードをという人を見かけますが、登れたグレードはたまたまであったり、自分に向いていた課題の場合が多いでしょうか。クリップ技術が未熟な状態でグレード更新を優先して登っていく場合、事故が起きる可能性は非常に高くなるので。
ボルダリングからリードを経験する方は、まずは5.10以下の簡単グレードで何回も反復してクリッピングの練習(実際にクリップをする技術も重要ですが、楽にクリッピングしやすい体勢になる技術も同時に重要になります。)を重ねてから徐々に難しいグレードへと進んでいきましょう。
ボルダリング経験からリードクライミングをする際の注意
